テーパリングって何?【資産運用の観点から調べてみた】

テーパリング

最近聞くテーパリングについて調べてみました。
知らないでブログやってたの?
とか
無知www
とか
その通りです、、、
精進します!

テーパリングとは?

日本語訳で「先細り」を意味しています。
では金融用語でいうテーパリングは何かというと量的緩和政策の引き締めということになってます。

???

難しい言葉が出てきて意味が分からないですよね。
テーパリングを理解するためには量的緩和政策を理解しなければなりません。なのでテーパリングの前に説明します。

簡単に言うと

デフレ脱却(防止)の量的緩和政策
インフレ脱却(防止)のテーパリング

量的緩和政策とは?

各国には中央銀行があります。日本で言えば日本銀行(日銀)、アメリカで言えばFRBです。
量的緩和政策は中央銀行が市中銀行が保有している国債を大量に買い入れし市場に大量の資金を供給し経済活発化を目的とした政策です

量的緩和政策とテーパリングについて図で説明

①市中銀行は債券から現金に変わるので大量のお金があると言えます。②市中銀行はお金を持ってるだけでは増やせないので積極的に企業に融資し金利でお金を増やそうとします。もちろんこの時には企業側借りやすくなるように③金利は低くなります。④経済にお金が回り、活発化する。
①②③④の順番で量的緩和政策は進む想定になっています。

経済に出回っているお金の総量は
多いほど物価は上がるよ
逆も然り!

結局テーパリングとは?

遅くなりましたがテーパリングとは量的緩和政策の先細りということで、中央銀行が国債の買い入れを減らし経済に出回るお金を減らしインフレを防止する政策です。

テーパリングが起きると

量的緩和政策で説明した逆が起きます。市中銀行は国債を保有したままで現金は少なく、金利は高くなり企業もお金を借りたいとは思わなくなります。→物価減少(インフレ脱却)

以上がテーパリングの説明となります。

量的緩和政策の逆なら
量的引締め政策とかにして、
覚えづらいよ、、、

これからどうなる?

コロナショックによる金融緩和で経済回復を成し遂げた国は急激なインフレが起きないようにテーパリングをする国が出てきます

テーパリングをすることで懸念されることは

  • 金利の上昇
  • 上記理由による株価下落

日本ではテーパリングの動きは出ておりません。

しかし、株価下落の懸念からテーパリングを意識している国への投資は注意が必要です。市場がテーパリングを織り込んだ価格帯であれば大丈夫ですが、織り込んでいない場合は大きなリスクを伴うことでしょう。

見るべき点は1つですその国がどれくらいの期間テーパリングについて示唆してきたかです。アメリカでは年明けから地道にテーパリングについて示唆してきました。ですので、市場もテーパリングを織り込んだ価格帯にいると筆者は思います。

ですので資産を減らさないために今投資してる国の現状を確認してみましょう!

積立してても大丈夫?

積立してても問題ありません。むしろ積立投資はこういったときに輝く投資方法だと思います。株価が下落すれば、それは買い場となります。買えた株分将来のキャピタルゲインが楽しみですね。

また、大幅な下落があった時は一括投資も視野に入れて見てください。シュミレーションでは積立より一括の方が運用成績が上回ることが多いのも事実です。今のうちに資金と知識を準備してください。

テーパリングを活用する

テーパリングで株価が下落する理由をお伝えしましたが、確実とは言えません。特にアメリカでは指数の高値がバンバン更新されました。個々の会社の株価が上がらなければ指数も高値更新しづらいですからね。

米国強し!

アメリカ以外の国であれば株価下落を読み、空売りもしくはインバース型の投信をリスクヘッジとして保有することは有効な運用な方法だと思います。

まとめ

  • テーパリングとは量的緩和政策を引締めること
  • テーパリングすれば金利上昇・株価下落の可能性がある
  • 株価下落した場合は積立投資の継続・一括投資の準備
  • リスクヘッジする場合は空売り・インバース型への投資

以上です。

なぜ今回テーパリングを取り上げたかというとアメリカでテーパリングが開始されることが決定したからです。それを踏まえて投資するのとしないとでは雲泥の差が表れます。

米国は特に投資している人が多いからね

投資家であれば不確実ではあるものの予想しなければなりません。知識があるほど、的中率は高くなります。今後も時事用語を取り上げつつ皆さんと資産を増やしていきたいです。

最後までご拝読ありがとうございました。
投資生活に幸あれ!!

コメント

  1. […] […]