【分散投資】資産運用のリスクは抑えられる?投資先を最適化して利益を伸ばす!

分散投資にチャレンジして利益を伸ばそう分散投資
分散投資をチャレンジして利益を伸ばそう!

投資は初めて間もない方にとっては他のこと投資先も考えられないと思います。
慣れている方でも何となくで分散投資をしていませんか。
今回は分散投資の本質について説明したいと思います。
私もみなさんの役に立てるよう頑張ります。

分散投資と目的について

まず分散投資とは運用資金を1つに投資するのではなく2つ以上に投資する事を意味しています。債券だけでなく株式や不動産、仮想通貨いくつかに運用資金を分けて投資するということです。分散先については株式やコモディティなどがあります。
詳しく知りたい方はこちら↓

目的はリスクを分散させるためです
卵は1つの籠に盛るな」という格言があります。

1つの籠に卵(投資先)を置いて落せば全てダメになります。
なのでリスクを1つに集中するのでなく複数の金融商品(籠)に投資して1つがダメになっても他で損失が出ないようリスクを分散させるのです。

他にも時間の分散ができる積立投資人類の最大の発見ともいえる複利効果を実現できる長期投資色んな投資方法があるため以下にまとめました。時間があればお読みください。

分散投資の効果と考え方について

効果について

目的でもあった通りリスクを抑え分散させることが安定した利益曲線を描くのです。分散投資した運用結果を見てみましょう。
分散投資はB(分散のB笑)でAとCの両方に投資した線です。A単体とC単体を比べて安定して利益が膨れ上がっていますよね。これが分散投資の効果です

A単体のみ投資して大きく下がったとき、冷静にいられません。そのようなとき、Aとは逆の動きを持つCにも投資していればトータルで利益を伸ばせるのです。

投資先を2つ以上にした分散したB線は安定した利益曲線を描く

逆も然り

損失になったとしても大きく減ることはない!

考え方について

続いて投資先と配分を決めないといけません。
投資先が日本株だけであったり、その内訳が全て自動車関連のホンダ・トヨタ・日産・日野などであれば分散の意味がありません。リスクを抑えられていないです。

資産運用において①金融商品の分散および配分(アセットアロケーション)と②具体的な投資先の分散および配分(ポートフォリオ)を考えなければならないのです。

順番でいうと①を決めてから②を考える形です。
言葉だけでは難しいので次項から説明していきます。

①アセットアロケーション

まずは①についての説明です。簡単に説明すると資産運用時にどの金融商品をどのくらい持つのかを考える作業になります。これを日本語でアセットアロケーション(asset allocation)と呼びます。直訳すると資産構成という意味になります。

詳しく考えたい方はこちら↓

例えでいうと【国内債券25%・外国債券25%・国内株式25%・外国株式25% で運用する】この構成を考えることがアセットアロケーションです。また、国内株式に100%ではなくあらゆる金融商品に資産配分していますよね。これがアセットアロケーションの分散投資になります。

アセットアロケーションについての説明

アセットアロケーションの金融商品を一覧でみてみましょう。

金融商品名概要
普通預金国内・外国・新興国などに分けられます。
債券国内・外国・新興国などに分けられます。
不動産国内・外国・新興国などに分けられます。
保険他の商品にはない節税効果も期待できます。
株式国内・外国・新興国などに分けられます。
コモディティエネルギーや貴金属、食品などに分けられます
仮想通貨ビットコインとアルトコインに分けられます

ざっとこのくらいです。オーソドックスにいくと年代=債券比率にすることが多いです。24歳の20代であれば債券20%株式80%など年代を重ねるごとにリスクを少なくしていくのです。60代で退職金も出るのに危険なことはしたくありませんからね。他にも考え方はあります、その一つにコアサテライト戦略というものがあります。堅実な資産(コア)と攻める資産(サテライト)に分けて投資する方法です。詳しくはこちら↓

②ポートフォリオ

さぁ①のアセットアロケーションについて設定したら次のステップ②についてです。

②はアセットアロケーション時に決めた金融商品先をより具体的に決める作業となります。これをポートフォリオ(portfolio)と呼びます。

意味は資産構成です。ここでよくアセットアロケーションとの違いが分からなくなる方がいらっしゃいます。

私もその中の一人です笑
図で見た方が早いので載せますがアセットアロケーションが大まかな配分を考えるのに対しポートフォリオはその1つの中の配分先を更に具体的に配分することだと考えてください。

ポートフォリオについて説明図

具体例でいうと25%で構成した日本株式をトヨタ10%・任天堂10%・NTT5%で資産配分することがポートフォリオです。また、銘柄を業種別(セクター別)で考えると自動車・ゲーム・通信と分かられています。これがポートフォリオの分散投資となる訳です。

このように配分先の配分を決めるのも有効的な分散投資になります。同じようなものに投資をするのではなく違った動きをもつ者同士を選びます。ここでは話が長くなるため気になった方はこちら↓

まとめ

それではまとめに入ります。

  • 複数に投資する事でリスクを抑えられる
  • 損益曲線は緩やかになる(損失も利益も)
  • 分散投資する前にアセットアロケーション、
    次にポートフォリオを考える
  • ポートフォリオでは違う業種や値動きが
    異なるもを選ぶ

以上が分散投資の説明でした。

投資家にとって分散投資は基本です。ぜひこの記事で学んでいただければなと思います。私自身証券口座をSBI証券と楽天証券の2つをメインで使っています。これもある意味分散意識が働いた結果かもしれません
(実際はIPOの抽選率を上げるためだったりする笑)
良ければ2つ目にどうですか?

※まだ楽天証券についてのメリットなど記事にまとめてません。
 今しばらくお待ちください。

最後になりますが、むやみに分散投資しても意味がありません
アセットアロケーション・ポートフォリオを理解しさらに金融商品ごとの相関係数を調べリスクを抑えられているか確認しないとです。

今回の記事が分散投資に興味が出てきた方の入口になれれば幸いです。
最後までご拝読いただきありがとうございました。

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